認知症「若年性認知症は生活への影響が大きい」

 

認知症の種類

認知症は、記憶力の低下など後天的な脳の器質的障害により正常に発達した知能が低下する症状を言います。
現状では、認知機能の回復は難しく、初期段階で進行を遅くする治療が行われています。

日本人に多い認知症には、以下の4種類があります。
これについては、「アルツハイマー認知症」発病の25年前から進行で紹介しています。

 

若年性認知症

65歳未満で認知症を発症すると「若年性認知症」と呼ばれます。
認知症には患者の6割から7割を占める「アルツハイマー型認知症」が多く、発症するまでに25年ぐらいの長期間かかることから高齢者にかかる病と考えられています。

2009年の厚生労働省の資料では、若年性認知症は以下が報告されています。

 

脳血管性認知症

脳血管性認知症は、脳出血や脳梗塞、くも膜下出血などの脳の血管の病気によって、脳の血管が詰まったり出血したりして脳の細胞に酸素が送れなくなり神経細胞が消滅し認知症が発症します。
発症した脳血管障害付近で認知機能が低下するので、その場所以外の認知機能は正常で、一部の認知機能の低下で始まります。
脳血管障害が続くと認知機能の低下も広がって行きます。

このため、症状を広げないようにするリハビリと脳血管障害の予防に効果的な生活習慣の見直しに効果があります。

 

年齢別若年性認知症患者数

2009年の厚生労働省の同資料によると、若年性認知症の患者数(推定値)は以下のようになっています。

 

若年層認知症は現役世代で、発症すると自身や家族の生活に大きな影響を与えます。
高齢者の認知症も若年性認知症も現状では回復する治療法は、見つかっていません。
これから、社会保障や保険の面から用意されている対策を検討して行きます。

 

  • 認知症は高齢者の病と考えられていますが65歳未満でも発症します
  • 高齢者に多いアルツハーマー型ではなく、脳血管性認知症が最多です
  • 65歳未満の若年性認知症は自身や家族の生活に大きな影響があります

《保険見直しの基礎講座》見直しで目指す10のいいコト!

保険を見直していったい何がいいことがあるのでしょうか? 保険料が安くなる? 保障が厚くなる? 無駄が無くなる? ... 記事を読む

保険見直し初体験!保険の何をどう見直せばいいの??

保険見直しの基本的な考え方をおさらいしよう。 保険の見直し、これにはいくつかの基本となる視点があります。 それは、 1。保険料 ... 記事を読む

今話題!保険のプロ(FP)がお家にやってきた!

夫婦と子ども2人の家族4人暮らしのお家にFPさんがやってきた! ふだんなかなか馴染みのないファイナンシャルプランナーさんですが、保 ... 記事を読む