高齢でなくても利用できる「公的介護保険」の特定疾病<1>

 

公的介護保険

公的介護保険は、40歳になると誰もが加入します。
65歳までは、介護保険料は健康保険に加算されて健康保険料として徴収されるので、介護保険に加入した認識がない方もいると思いますが、40歳になると全員が加入します。

65歳以上の第1号被保険者は介護が必要になると誰でも介護認定を受けることができますが、65歳未満の第2号被保険者は、以下に示す16の特定疾病を原因とする介護に限定されます。

 

主な疾病の内容

なじみの少ない疾病について、以下に説明します。

 

筋萎縮性側索硬化症(ALS)

筋萎縮性側索硬化症は、筋肉を動かし運動をつかさどる神経の障害で、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉が弱まり、やがては全身の筋肉が動かなくなる症状です。
男性に多く、かかりやすいのは60〜70歳代ですが、若い世代での発症もあります。

 

進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病

パーキンソン病は、脳の異常のために体の動きに障害が現れる病で、以下の症状があります。

 

50歳以降に発症しやすいのですが、20〜30歳代で発症する「若年性パーキンソン病」もありますが、その一部は遺伝子の異常が原因であることが知られています。

 

進行性核上性麻痺は、パーキンソン症候群の1つで、脳の神経細胞が減少することで以下の症状が現れる病です。

 

大脳皮質基底核変性症は、パーキンソン病の症状と手が思うように使えない、動作がぎこちないなどの大脳皮質症状が同時に見られる病です。
発症は40歳代以降で多くは60歳代で発症し、男性に多い傾向があります。

 

脊柱管狭窄症

脊柱管は、背骨にある脳からの神経が通る管を脊柱管と言います。
脊柱管狭窄症は、骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され腰の痛みや脚のしびれなどの症状のある病です。
長く歩くと症状がひどくなり、しばらく休むとまた歩けるようになる「間欠破行」の症状がよく見られます。
加齢により骨や靭帯などが変性して発症することが多く、50歳代以降の高齢者に多く見られます。

 

多系統萎縮症

多系統萎縮症は、脊髄小脳変性症の1つで神経編成が小脳以外にも広がっている病で、以下の種類があります。

 

多系統萎縮症の進行は比較的早く、発症後5年で車イス使用になり、8年で寝たきりになり、その後は死に至るとされます。

 

慢性閉塞性肺疾患

慢性閉塞性肺疾患は、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称で、タバコの煙を長期に吸入することで肺の中の気管支に炎症がおきてせきやたんがでたり、気管支が細くなり空気の流れが低下する病です。
歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。
40歳以上の人口の8.6%、約530万人の患者がいると推定されています。

 

  • 介護は65歳以降に多いと考えられていますが若年層でも発生します
  • 介護の必要な病は長期間にわたることが多く介護サービスを利用できます
  • 若年層で介護サービスを利用するには原因となる特定疾病が決まっています

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