生命保険「安心の終身医療保険」

 

終身医療保険のタイプ

終身医療保険は、差額ベットなど公的医療保険のカバーしない範囲に備えることが中心でした。
最近、今までの医療保険とは別に、公的医療保険の自己負担分も加えて実際に支払った医療費を保障する実費タイプの医療保険が発売されています(実費タイプ医療保険については次々回紹介します)。

保険料の支払から見ると以下のタイプがあります。

 

保険料の払込期間は有期で保障は一生が望ましいのですが、保険料が高くなります。
しかし、高齢社会で寿命が伸びていることや年金生活での保険料の支払いは苦しくなるケースも出てくるので、保険料の払込期間は有期で保障は一生に加入するのが望ましいと言えます。
また、全期型と更新型では、一般的に全期型のほうが払込む保険料の総額では少なくなります。

 

保障は生涯続き、契約時と同額の保険料を有期期間(60歳までなど)の終身医療保険が一般的です。
今回は、ライフネット生命「新じぶんへの保険」を例に一般的な終身医療保険を紹介します。

 

ライフネット生命終身医療保険「新じぶんへの保険」保障内容

「新じぶんへの保険」は、以下の特長を持つ保険です。
20歳から70歳まで加入できます。

 

日帰りや短期入院も保障

入院日数の減少が続き、5日以内に退院するケースが増えています。
5日以内に退院するケースは、平成11年には24.1%でしたが平成26年には34.2%に増えています。
入院給付日額1万円の場合、日帰り入院から5日以内の入院まで一律5万円支給されます。
5日をすぎると、6日目から入院期間(最大60日)まで日額1万円支給されます。

 

3大生活習慣病での入院は無制限(おすすめコース)

基本の入院保障は60日が限度ですが、入院期間の長い以下の3代生活習慣病で入院すると1回の入院日数が無制限になります。

 

ガンの場合、上皮内がんなどの初期がんやがんの予兆状態の前がん病変(例えば胃がんでは慢性胃炎が前がん病変にあたります)は、対象外です。

入院給付金は、以下が目安です。

 

手術の保障

公的医療保険の対象となる手術は、一律入院給付金額の10倍の手術給付金が支給されます。

入院を伴わない外来手術や傷の処理・抜歯などは支払対象外です。

 

がんの診断(おすすめコース)

はじめてがんと診断されると、入院給付金日額の100倍をがん入院給付金として一時金で支給されます。
1年を経過して、がん治療を受けると5回まで入院給付金日額の100倍を一時金で支給されます。

 

先進医療費(おすすめコース)

全額自己負担の先進医療費も通算2,000万円まで自己負担した技術料と同額を支給されます。

 

保険料払込期間と保障期間

保障は、一生涯で保険料は加入時のまま一定額で上がりません。
保険料の払込期間は、生涯あるいは60歳まであるいは65歳までの有期間も選べます。
重い障害状態になると、それ以降の保険料の払込は免除されます。

 

ライフネット生命終身医療保険「新じぶんへの保険」保険料の例

上に記載した保障内容の保険料の例を示します。

 

30歳男性の月額保険料

30歳男性の月額保険料は、以下になります。

 

30歳女性のケースの月額保険料

30歳女性の月額保険料は、以下になります。

 

50歳男性のケースの月額保険料

50歳男性の月額保険料は、以下になります。

 

50歳女性のケースの月額保険料

50歳女性の月額保険料は、以下になります。

 

この保険に加えて以下の保険も一緒に加入できます。

 

  • 高齢社会を迎えて保障が一生続く終身医療保険の人気が高まっています
  • 保険料払込期間を現役時代の有期期間にすると保険料は高くなります
  • 3大習慣病や先進医療などのオプションを付けると保障が高まります

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