人生100年時代「ニッセイ長寿生存保険GranAge」

 

平均寿命と平均余命

平均余命は、ある年齢の人がその後何年生きられるかの期待値を示します。
平均寿命は、0歳の新生児の平均余命で、年齢が上がるにつれ平均余命から示される平均の生存期待年齢は平均寿命より伸びています。
あなたの生存期待年齢は、あなたの年齢に平均余命年齢を加えた値になります。

平均余命は、厚生労働省の提供する「簡易生命表」のよると、平成28年は以下になります。

年齢 男性平均余命 女性平均余命
0歳 80.98年 87.14年
10歳 71.23年 77.39年
20歳 61.34年 67.46年
30歳 51.63年 57.61年
40歳 41.96年 47.84年
50歳 32.54年 38.21年
60歳 23.67年 28.91年
70歳 15.72年 19.98年
80歳 8.92年 11.82年
90歳 4.28年 5.62年

 

平成28年の平均寿命は、男性が80.98歳、女性が87.14歳になっていています。
この平均寿命は、0歳児の平均余命です。
あなたが、40歳の男性の場合、あと何年生きられるかの期待値は平均寿命の80.98歳でなく81.96歳になり平均寿命より約1歳伸びています。

 

人生100年時代に向けた長寿年金

保険会社は、金融庁の発表する標準利率をもとに保険料の運用の予定利率を決めています。
標準利率が引き下げられると生命保険会社の予定利率も下がり、保険料が同じ場合運用利益が減額になり保険金も減額になります。

2017年4月に標準利率が今までの1%から、0.25%に大きく引き下げられました。
また、2018年には、長寿時代を迎え予定死亡率が引き下げられました。

このことから生命保険の保険料は、以下のように変わりました。

 

個人年金保険は、低金利・長寿時代を迎え苦しい時代が来ていますが。以下の方向が注目されています。

 

外貨建個人年金保険は、円と外貨を交換する為替と外貨の金利により年金額が変わります。
為替は誰もが予測不可能と言われていますが、日本の低金利は今後も長期間続くと予想されます(ハイパーインフレになると金利は上がりますが、その時は日本経済が破綻します)。
このため、保険料の一時払い外貨建個人年金が注目されます。
なお、外貨建保険は、一般に手数料が高いので注意が必要です。

 

トンチン性

トンチンという言葉は、17世紀のイタリアの銀行家ロレンツォ・トンティ氏の考えた制度から取られています。

トンチン性は、加入者の死亡保障を少なくして、浮いた分を長生きしている他の加入者の保険原資に回す仕組みです。
トンチン性の高い個人年金保険は、年金を終身受け取れ長生きするほど有利な保険ですが、逆に短命だと受け取れる年金の総額は少なくなります(保険料払込期間中に死亡すると0円のこともありますが、通常は低く設定された解約返戻金を受け取れます)。

 

「ニッセイ長寿生存保険GranAge」

「ニッセイ長寿生存保険GranAge」は、以下の特徴を持つ人生100歳時代に備える保険です。

 

保障内容の例

保険料の目安を示す、保障内容の例を以下に示します。

 

保険料の目安

上記保障内容の月額保険料の目安を以下に示します。

加入年齢 年金開始年齢 男性保険料 女性保険料
50歳 60歳 130,662円 153,414円
70歳 47,946円 58,680円
80歳 21,054円 26,982円
60歳 70歳 94,674円 116,400円
80歳 30,768円 39,570円
70歳 80歳 60,360円 77,322円
80歳 85歳 93,312円 116,946円

 

年金支給開始年齢を遅らせると、保険料の払込期間が長くなるので、保険料は安くなります。
保険料の払込期間中に解約すると、解約返戻金が通常の70%に抑えられます。
保険料の払込期間中の死亡は、解約返戻金と同額なので払込済保険料の合計額より少なくなります。

終身年金なので、長生きするとお得になります。
50歳で加入し70歳から年金を受け取り、99歳まで生きると返戻率(年金累計額を払込保険料の累計額で割った値)は、以下になります。

  • 平均寿命は伸びていますが実際に生きられる期待年齢はもっと伸びています
  • 人生100歳時代も現実になり、終身年金が期待されます
  • 長寿時代に備えたトンチン性の高い個人年金保険が注目されています

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